宇仁ゼミ概要
■活動場所と時間 

毎週水曜日4限に法経総合研究棟103演習室で行っています。
サブゼミ等は行っていませんが、発表の準備のために授業外でゼミ生が集まる機会が頻繁にあります。見学は随時受け付けていますので気軽に訪ねてください。 

■テーマ 

日本経済は戦後、ゼロから高度経済成長を経て、バブル経済と呼ばれる好景気の時代を迎えました。
しかし、そのバブルも1990年代初頭に崩壊し、その後は「失われた10年」などと揶揄されました。そのような苦しい状況下で日本企業の多くは経営のスリム化を実現してきました。そして、現在、日本企業は改めて攻めの経営が求められるフェーズにあります。

宇仁ゼミの目標は、日本企業の経営を本質的・戦略的に理解することです。上述の歴史的経緯の中で、日本企業はさまざまな特徴を備えています。事例等をふんだんに用いてこの点を踏まえ、考察・検証し、今後、日本の企業はどのような道を探っていけばよいのかを導き出したいと考えています。

■特徴 

〕論ばかり詰め込むわけではない。

宇仁ゼミでは単に教科書を読んで経済的知識を蓄積していくわけではありません。各人が様々な見解を提示し、議論することが目標の一つであるからです。とはいえ理論を軽視したりしません。必要に応じて、学習していきます。

∨莢鵑粒萋阿離侫蹇次(準備→プレゼン→ディスカッション→まとめ)

まず各班があらかじめ決められたテーマに対して本や雑誌、インターネット等あらゆるツールを駆使して3週間で調査・検証を行います。また必要に応じて予習プリントなども作成し、当日までに配布します。

そしてゼミ当日は、PowerPoint等を用いて、検証・考察内容について発表します。発表が終わるとその班はゼミ内で議論できるようなネタを提示し、ディスカッションの時間へと移行します。意見交換が活発になれば有意義なゼミとなり、達成感が得られます。

その後は発表・議論したことをその場かぎりで終わらせる事のないようにしっかりとまとめあげ、HPにアップするとともに、翌週の授業中に簡単な発表をすることでフィードバックします。

以上が大まかな流れですが、難しいことは特にありません。また2回生には上回生がついて具体的に何をすればいいかしっかりサポートしてくれますのでご安心を。ゼミを通じて問題発見や問題解決の手法が身につき、繰り返し実践を試みることで知識や思考力が習得されるでしょう。

ゼミ生主体の活動

宇仁ゼミの最も大きな特徴です。テーマの決定や運営方式、議論の形態などは全てゼミ生が主体となって行います。基本的にゼミ生が自由に考え、調べ、まとめ、発表し、議論する形態となっています。

といっても教授はゼミをほったらかしにしているわけではありません。発表のための準備にあたり、学生から積極的に質問することでアドバイスをくださります。また、ゼミ当日には必ず姿をあらわし、温厚な眼差しで発表を見守るとともに、適宜アドバイスや注釈を入れてくださいます。このように学生からの積極的な姿勢に嫌な顔一つせずに真摯に対応してくれます。本当に自由に物事が進められますが、自由であるがゆえにゼミ生の自主性が問われます。各個人が責任を持ち、様々なことを皆で協力して一つのものにしていくという作業も宇仁ゼミの魅力の一つです。

■課題

宇仁ゼミを紹介するにあたって、ここ数年のゼミ運営についての課題も述べておきます。
当ゼミは、学生が非常に多いにもかかわらず、みな同じ時間帯にゼミに参加するため、一人当たりの学習効果に懸念されます。この点については、実際に発表をしなくても発表の準備に携わる等で、頭を使う機会を増やそうと試みています。

全回生が一緒になって学ぶ点は、このような弊害がありますが、これは当ゼミの強みでもあるため、今後も継続していきます。ゼミのスタイルは常に模索中です。まさに、参加する学生自身がこのゼミを作り上げています。

■学生 

宇仁ゼミでは学年の壁というのは全く感じません。卒業した先輩を含め、非常に親しみやすく頼りになる諸先輩方ばかりです。また人種(?)も様々です。酒がないと人生が送れない人、超難関資格を早々と取得した人、思考力・行動力がとにかくずば抜けている人、バイト命の人、いまだに何を考えているかつかめない人、留学しても日本にいるかのように思われる人…ほんと様々です。ゼミ生同士の仲は非常によく、和やかな雰囲気を演出しています。

■宇仁教授 

いつも笑顔が絶えない非常に温厚で偉大な方です。ゼミ生の自由な運営のなかでも議論に行き詰った時の一言や理論の注釈等、我々は本当にお世話になっています。またゼミ後にいきなり行われる飲み会でも暇があれば必ず付き合ってくださいますし、教授の家で焼肉パーティーを催す時もあります。教授という偉い立場にありながら権威的なところは全くなく、われわれゼミ生を子供のように可愛がってくださる素晴らしい人物です。




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