第5回 任天堂の製品戦略
教授の感想 11月1日

技術に関する事柄についてもかなり詳しく調べられていたのがよかったと思います。製品戦略にとって、新技術をどのように活かすのかということは、非常に重要です。プレゼンを聞いていて、どちらかといえばソニーはハードウェア技術に重点を置き、任天堂はソフトウェア技術に重点を置いて、製品をつくっているような印象を持ちました。同じような製品で正面からぶつかり合うよりは、互いに製品を部分的に差別化しているということでしょうか。また、ゲーム業界の分析に関しては、企業の決算データの分析が行われているのがよかったです。決算書には多くの興味深い情報があります。たとえば、紹介されたソニーと任天堂のハード販売台数データを見ると、ゲームボーイアドバンスが出た後、PS2の販売台数が急増しています。価格競争も含めて競争が、市場を拡大するということでしょうか。



京都大学経済学部宇仁ゼミホームページにて更に多くの記事を読むことができます
http://uniseminar.sakura.ne.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://uniseminar.sakura.ne.jp/modules/sections/index.php?op=viewarticle&artid=19