第2回 ファミリーレストランの売上増加戦略
コトラーの本でも強調されているように、マーケティングの本質は売り込みではなくて、販売者と顧客との双方向のコミュニケーションです。このことは今回のゼミ冒頭でのゼミOB久野君の近況報告でも語られていたことです。彼は顧客に語りかけること、会話の糸口となる話題をいつも持っていることが重要だと言っていました。
今日のディスカッションのテーマは、ファミリーレストランの売上増加戦略でした。その素材のひとつとして、顧客アンケートの回答が情報として提供されました。実際は、店のサービスに関する顧客の正確な評価情報を集めることが戦略策定の際の最初の課題となります。そこで誤った情報が混入すると戦略も誤ったものになります。正確な情報を得るためには、顧客との密接なコミュニケーションが重要となるわけです。様々な情報分析テクニックも重要ですが、その前提となる事柄を見失わないようにしましょう。



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