第3回 需要予測
今日のテキストの章のテーマは需要予測でした。市場規模をどのように予測するか。そして当該商品に対する実際の需要すなわち市場シェアをどのように予測するかが説明されていました。次に報告されたのは、2004年頃のソフトドリンク市場に現れた3つの新商品の商品コンセプト、価格設定、売上高の推移でした。ディスカッションは、当然、ソフトドリンク分野の何らかの新商品を想定した需要予測問題であると思いました。残念ながら、ディスカッションの問題作成担当者の体調不良のため、需要予測に関するディスカッションは行われませんでした。
先週のディスカッションのようなかなり手の込んだ問題を作ろうとして体調を壊したのではないかと心配しています。手の込んだ問題をつくる必要はありません。せっかく調べたソフトドリンク分野のデータを活かして、価格設定を変えた場合の需要予測、商品コンセプトを変えた場合の需要予測、2004年を2008年とした場合の需要予測などをディスカッションのテーマにすればよかったと思います。
せっかくコトラーのテキストを最初に紹介しているのだから、ディスカッションにも活かしましょう。日本のケースを調べたのなら、それをもとに問題設定を考えましょう。テキスト要約、日本のケース紹介、ディスカッションの問題作成について、3人が完全に分業するのではなく、3人で協力しましょう。



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