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第11回 ソニーとソフトバンクモバイルのブランド再構築

今日の報告では、現在のソニーとソフトバンクモバイルに共通する課題である「ブランド再構築」の分析が行われました。リチウムイオン電池の欠陥および「0円騒動」によって両社のブランドは大きく傷つきました。今日の報告でも紹介されているようにブランドを再構築する手法として「(既存のブランドの)強化」「リポジショニング」「変更」という3つの手法があります。ソニーの具体的対応策である大型液晶テレビ事業の拡大、ソフトバンクモバイルの具体的対応策である法人向け営業の拡大という戦略は、「強化」「リポジショニング」「変更」のうち、どれに該当するのでしょうか。「ブランド力が低下した場合、新マーケットと新ブランドを創出する必要がある」という今日の報告で提示された仮説によると、これらの対応策は「リポジショニング」あるいは「変更」としてとらえられているようでした。しかし、両社の従来のブランドイメージを大ざっぱにとらえると大衆向け商品を大衆向け価格で売るという点で共通しています。そして大型液晶テレビ事業の拡大や法人向け営業の拡大は、「リポジショニング」としての性格もありますが、「従来のブランドの強化」という性格もかなり強いのではないかと感じました。
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