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第9回 企業の社会的責任(CSR)と顧客関係マネジメント(CRM)

 今日のCSRに関する報告で、参考文献に挙げられていた谷本寛治さんは、今は一橋大学教授ですが、10年前までは和歌山大学にいて、大阪での研究会でよく出会いました。今はCSR研究の第一人者として注目されていますが、10年前は、今と同じような研究をしていましたが、それほど注目されていませんでした。この10年間で、CSRに対する世間の関心が格段に高まったのです。今日の報告でも指摘されたように、CSRを拡大させる「良好な循環」が日本ではまだ続いていると、新聞等で彼の名前をみるたびに思います。アメリカのようにシェアホルダー(株主)重視のCSRとヨーロッパ型のステークホルダー重視のCSRという違いもあります。日本のCSRが今後どちらの方向に向かうかについても考えてほしいと思いました。
 CRMについては、「顧客価値の定量化」という方法の説明が面白かったと思います。数年前に1回買っただけなのに、毎月のようにダイレクトメールを送ってくる某パソコンメーカーや某食品メーカーは、たぶん「カスタマーエクィティ」を最大化していないと思うので、早くこの方法が普及してほしいものです。
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