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第11回 深夜コンビニ営業規制の影響

 ゼミの時間にも言った私見ですが、わたしはコンビニの深夜営業は一部を除き禁止すべきだと思います。採算もとれないような深夜時間帯の営業を成り立たせているのは、パート・アルバイトの低賃金とフランチャイジー店主の無償労働です。このような差別的低賃金およびそれに依存した低生産性ビジネスがまかり通っているのは、先進国のなかで日本だけです。ヨーロッパ諸国のようにフルタイム労働とパートタイム労働の均等待遇化を法制化するだけでも、深夜営業規制と同じ効果があるでしょう。このような低生産性部門に拘束されている多くの労働と資本を、高生産性部門に移すことによって、日本はもっと豊かな国になれるはずです。
 日本は製造業の生産性は高いのですが、サービス業の生産性が低く、それが1人当たりGDPを押し下げています。サービス業の生産性を高めることは、日本の重要課題です。
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