京都大学経済学部宇仁ゼミホームページ  
メインメニュー

検索

ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録

第10回

ディスカッションのテーマは、プラント建設から水道事業運営まで総合的にてがけるフランスのスエズやヴェオリアという「水メジャー」に、日本はどのようにして対抗できるかという問題でした。
解答として示されたのは、総合商社が水関連メーカーと地方自治体水道局を束ねて「チーム日本」を作るというものでした。これまで商社は、将来性のある様々な新規ビジネスについて、関連する諸企業を束ねて、人、カネ、技術を出資させ、商社自らも営業や経営に関する人、カネ、技術を出資して、新会社をたちあげてきました。その中には、ローソンのように成功したものもあり、多くの新規通信会社のように失敗したものもあります。
失敗の原因はいろいろあると思いますが、ひとつは商社の企業文化が、一般的な日本企業とかなり異なる点にあると思います。とりわけ、地方自治体水道局の文化と商社の文化は大きく異なるでしょう。わたしは、この「チーム日本」の構想は、すんなりとはいかないと思います。
メインに戻る メインに戻る
[ 09'後期活動報告へ戻る | メインに戻る | 印刷用ページ]